先輩社員インタビュー
プロフィール
K. Tさん 2018年卒
北海道大学 経済学部 経営学科 卒業
経理部 所属
これまでのキャリア
経理
経理の仕事と聞くと、伝票を見てお金を出しては帳簿につけるイメージがありますが、最終的な目標は会社の経営状況を正しく把握し、伝えることにあります。そのうち、把握した経営状況を経営層へと報告するのが、私のメインの仕事です。
経理担当はまず、会社がどれだけの資産・負債を持ち、一年間でどれだけの売上・費用を計上し、どれだけの利益を上げたのかを把握します。それをもとに会社の成績書である財務諸表を作成し、求められる形式にまとめて報告します。報告した情報は経営層にとって重要な判断材料となるため、正確かつ端的に伝えることが求められます。
そのためには帳簿上の数字を追うだけではなく、現場でのモノの動きを理解する必要がありますので、最近では社内の製造管理体制について知識を深めているところです。
あのときは大変だった! 一番苦労したことにまつわるエピソード
会社は毎月の収支報告である「月次決算」をまとめますが、年に一度、言わば毎月の収支報告の集大成である「期末決算(年次決算)」をまとめます。決算には会社の利益や資産の状況を社内外に知らせる役割がありますので、経理担当の責任も重大です。
会社が持つ資産(在庫)を正しく帳簿に反映させる「棚卸」は、期末決算業務の中でも、製造部門も経理もてんてこ舞いになる一大イベントです。製造部門では全ての在庫を数え上げ、経理ではたった2日の間に製造部門が数えて報告した数字が正しいのかを検査します。経理担当はその旗振り役として製造部門への連絡はもちろん、開発部門から遠方の営業部門まで、関係する多くの部門と連絡を取り続けます。
この経験を通して、経理とは「お金を介して社内を繋げるパイプ役」という意識が芽生えました。各関係者の協力のおかげで初めての棚卸を無事に乗り越えた後では、今まで断片的に認識していた各部門の役割が頭の中で結び付くことで、よりスムーズな仕事運びができるようになり、経理担当としてのステップアップを実感しました。
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 この会社のここが好き
ミハル通信の本社は神奈川県鎌倉市に位置し、会社の周りは落ち着いて静かな雰囲気です。良い環境の中で、集中して働くことができます。
会社から徒歩圏内にあり、近くにはJRの駅やスーパーマーケットもあるので、安心して一人暮らしを始めることができます。
就職活動の時期は、様々な会社を見ることのできる絶好のチャンスです。あまり馴染みのない業種の説明を受けたり、普段は入ることのできない社屋の中を見学したりする機会は、人生の中でもなかなかありません。各方面に興味関心のアンテナを張り、ぜひ見識を広げてください。
「鎌倉本社は静かな環境で落ち着いているので、仕事に集中できる」
「設計担当した製品が完成した時には、苦労を上回るやりがいを感じる」
「自分の意見を積極的に言える雰囲気で、働き甲斐のある環境」