
映像信号の地域共同分配により、放送サービスを高可用化へ

各ケーブルテレビ局では地域のお客様へ様々な放送のサービスを提供していますが、一部の放送信号についてはJDSより配信を受けています。この度、ケーブルテレビ局が地域共同でJDSのHOG信号※1を分配し相互にバックアップすることで、さらなる高可用化・強靭化を実施しました。
なお一部区間では地域IX(tochigix※2)の通信信号と波長多重をおこないましたが、ミハル通信の技術協力のもと、光分散補償や光信号増幅の技術により、映像信号の品質を保ちつつ、地域IX側の通信信号にも支障が無いことを確認しております。
本取り組みにより光ファイバー断線時や災害発生時等の障害を少なくすることで、地域のお客様へより安定した映像・通信のサービスを届けて参ります。
※1 HOG:Headend On the Groundの略称で、地上光ネットワークによる放送信号のこと。
※2 tochigix 栃木県南西部の地域通信事業者を接続した地域IX(Internet eXchange;トラヒックの交換ポイント)のこと。
今回のシステムで使われた製品
- マルチポート型光ファイバー増幅器 →リーフレットはこちら
- 光ファイバー分散補償ユニット