
セキュアなマルチキャストをパケットリレー方式で実現したELL伝送に成功

2022年2月上旬、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT(エヌアイシーティー))主催の超高精細映像を用いた広域映像配信実証実験に参加し、ミハル通信はELLシステムを持ち込み、映像圧縮極超低遅延伝送の実験を行い、基本評価を行なった。
この伝送実験では映像圧縮ストリームのマルチキャスト配信とセキュリティ伝送を同時に実現する実験の改良に取り組んだ。一昨年の実験では、マルチキャストパケットをセキュアなパケットに包んで配信元から配信先へ、それぞれユニキャストで送る試みを行い成功した。しかし、この方法では、配信先が増えるとその分ストリーム伝送量が増え、マルチキャスト配信の良さが損なわれてしまっていた。
今年度は、マルチキャスト配信と同様に伝送量は一定で、セキュアな配信となる様に、各配信先でパケットのリレーを行うことによるデイジィー・チェーン形式で伝送を行なった。実験では、リモート操作により、IPSecやL2TPなどのセキュア・プロトコルを幾つか試し、デイジィー・チェーンの構成も変更しながら、最適なパフォーマンスとなる様に実験を行い、成功した。
本研究成果の一部は,NICTの委託研究により得られたものである.
参考情報
・国立研究開発法人情報通信研究機構 プレスリリース
・神奈川工科大学 プレスリリース
・大同大学 HPリリース