
リモートプロダクションによるイマーシブオーディオライブ配信実証実験に参加

リモートプロダクションによるイマーシブオーディオライブ配信実証実験に参加
当社は、7月3日(木)ビルボードライブ東京にて、一般ネットワーク回線を使用したリモートプロダクション制作によるDolby Atmosおよびバイノーラル(HPL)ライブ配信の実証実験に参加しました。
今回の実証実験は、NHKテクノロジーズが主導して行いました。イマーシブオーディオ分野においては、コスト、時間、手間、物理的制約(スペース)などの理由から、導入を断念するケースが多く見受けられます。NHKテクノロジーズは、これらの課題を解決するために、IP技術を活用した効率的かつ高品質な制作手法の検証を進めています。
この実証実験において、ミハル通信はELL Liteを提供しました。ELL Liteは、2K/4K映像と最大64チャンネルの非圧縮PCM音声を極超低遅延で圧縮・伸張し、一般公衆回線で遠隔地に伝送できる、エンコーダーとデコーダー機能を兼ね備えた1台の装置です。高額な広帯域専用線などを利用することなく、低コストで高精細映像やデジタル非圧縮音声の伝送が可能。今回の実証実験では、一般公衆回線を活用した伝送実験を行い、スタジオでのリモートプロダクションにおいて必要な非圧縮音声の伝送を実現するためにELL Liteが使用されました。