AIリモート保守サービス「M-3」

AIリモート保守サービス「M-3」

AIリモート保守サービス「M-3(エム・トリプル)」について

M-3(エム・トリプル)は、リモート接続されたミハル通信機器の情報とステータスを管理し、障害通知・予測、運用、復旧支援を行うAIリモート保守サービスです。
監視、管理、保守の三つの主要機能に加え、リモートでの障害対応も提供し、放送運用の信頼性を向上させます。
さらに、オプションのメールフィルタリングサービスを通じて、降雨減衰予測、コンテンツ判定AIにより必要な情報のみを特定の受信者に向けてメール配信することが可能です。
 

復旧支援サービス対応例

M-3 AIリモート保守サービス対象機器に異常が発生した際は、専用コールセンターへお問い合わせをいただき次第、弊社サポートチームがリモートで状況を確認し、迅速に復旧作業を実施いたします。
復旧支援サービス対応例
 
 

M-3 基本サービス

AIリモート保守サービス「M-3」基本サービス  
 

M-3 オプションサービス

AIリモート保守サービス「M-3」オプションサービス  
 
必要な情報だけを特定の受信者へ

メールフィルタリングサービス(オプション)

M-3は障害情報や気象情報から予測される事象などをメールで通知する機能を持っています。
さらに、「メールフィルタリングサービス(オプション)」に追加加入いただければ、不必要なメールを極力減らし、必要な情報に集中できるような運用支援を実現します。

監視メールの課題

監視装置やSNMPマネージャーによる監視では、指定したメールアドレスへ自動通知を行います。ただし、通知頻度が高くなる場合や、担当者が対応できないアラームが含まれることもございます。

監視メールの課題
『監視関連のメールの量が多すぎるため、何とかしてほしい』
  • メールが多すぎて、細かいチェックが行いにくい
  • コントローラーの仕様上、他部署管轄のメールも受信してしまう
『担当者へ届く、対応しようがないアラームを何とかしてほしい』
  • 降雨によるBER,MER 信号劣化
  • 囲碁・将棋チャンネルからの画像のフリーズアラーム 等

メールフィルタリングにより、必要な情報だけを特定の受信者へ

AIリモート保守サービス「M-3(エム・トリプル)」について

メールフィルタリングサービスは、必要な情報だけを特定の受信者へ届けるためのオプションサービスです。

  • CATV監視コントローラーの特定のメールをフィルタリングしたい
  • GE-PONコントローラーのメールをONU担当者、OLT担当者に振り分けたい
  • 降雨減衰予測機能を利用する際に、降雨による衛星放送の受信品質への影響を担当者のみへ通知したい
  • フリーズ検知機能を利用する際に、動きのある映像と予想されるコンテンツはそのまま転送し、本当のコンテンツエラーが発生したら通知したい

上記のようなシーンでも、必要な情報のみをフィルタリングして、特定の相手がメール通知を受信できるように設定可能です。

システムの構成

システムの構成

サービスの活用

本サービスを活用することで、メールのフィルタリングと振り分けが可能です。
サービスの活用

◾️ フィルタリング機能
- メール内容、日時によってメールを抑止します -

  • 受信しても対処できない内容のメールを抑止
  • 工事中や放送休止の時間帯の大量の異常メールを抑止
→ 確認する必要のあるメールのみを受信

◾️ 振り分け転送機能
- メール内容、日時によってメールの宛先を振り分けます -

  • ヘッドエンド系 / 伝送路系 /制作系 といった担当者にメールを振り分け
  • 曜日や時間帯によってメールの受信者を振り分け
→ 自分の担当する種類、時間帯のメールのみ(担当者のシフトも可能)を受信

降雨減衰予測AIが降雨減衰による衛星放送の受信品質への影響を予測し、予測結果を通知

降雨減衰予測メール通知

降雨減衰による衛星放送の受信品質への影響をリアルタイムで判定し、現在、5分後、10分後の降雨減衰の発生を予測します。
降雨減衰の影響が予測される場合には、発生と終息のタイミングで予測結果をメールにて通知します。
降雨減衰の影響を事前に通知することにより、雨の多い季節の運用負担を軽減します。

降雨減衰予測
  • 雨量レーダーのデータを解析することで、降雨による衛星放送の受信品質への影響をAIがリアルタイムに判定します。
  • 5分後、10分後の降雨データから、直近の降雨減衰発生を予測することができます。
  • 予測結果は、衛星アンテナやアップリンクへの対処をサポートします。
  • 本システムを利用することで、アラーム発生時の原因調査に加えて、予測結果を用いた事前切り替えの判断基準等の運用をサポートします。

メールフィルタリングサービスのコンテンツ判定AIが定期間同じ映像を流し続けると予想されるコンテンツを抑止

コンテンツ判定AIメール通知

弊社のCATV監視装置には、放送事故がないように、映像コンテンツがフリーズ異常しているかを判定し、メール通知する機能があります。しかし、コンテンツによって長時間同じ映像を流し続ける番組があり、フリーズしてはいないものの、区別が難しい事があります。
メールフィルタリングサービス(オプション)のコンテンツ判定AIサービスにより、「動きのある映像と予想されるコンテンツはそのまま転送し、本当のコンテンツエラーが発生したら通知」、「長時間一定期間同じ映像を流し続けると予想されるコンテンツは抑止」します。 コンテンツ判定AIメール通知

フリーズとして判定されてしまう可能性がある該当例

  • 放送大学のフリップ
  • 競馬・競輪チャンネルのオッズ
  • 囲碁、将棋の盤面

動きのある映像該当例

  • 野球・サッカーなどのスポーツ
  • 映画やドラマ
  • アニメーション
  • モーショングラフィックス

導入事例

CATV監視コントローラーの特定のメールをフィルタリングしたい

月に50件程度の夜間、明け方のメールを抑止しました。

月に50件程度の夜間、明け方のメールを抑止しました
CATV監視コントローラーで信号品質、画音状態の監視を行っている場合
  • 画音監視では、各チャンネルの契約状態も監視できる
  • 設定によって、チャンネルの中には、定期的に契約異常アラームを発生させる場合がある
  • そのメールは担当者は対処することができない
  • 発生するタイミングと内容は決まっている
フィルター設定
  1. 毎週金曜日/ AM:1時00分~AM:1時10分
    → メール本文に「〇〇(チャンネル名)」、「未契約」を含む
  2. 毎日/ AM:5時00分~AM:5時30分
    → メール本文に「〇〇(チャンネル名)」、「未契約」を含む

GE-PONコントローラーのメールをONU担当者、OLT担当者に振り分けたい

月に60件程度、受信していたメールを15件程度に抑止しました。

月に60件程度、受信していたメールを15件程度に抑止しました。
事業者内でONUの担当者、OLTの担当者が区分けされている場合
  • GE-PONコントローラーからのメールはONU/OLTに関係なく、登録者全員に送信される
  • 共有すべきメールはよいが、担当ではないメールを受けてしまっている
  • 深夜にも関係のないメールで起こされることも…
転送設定
  1. メールの件名が「GE-PON」のONUに関するメールは 、担当者A氏へ
  2. メールの件名が「GE-PON」のOLTに関するメールは 、担当者B氏へ
  3. メールの件名が「GE-PON」の両方に関するメールは、担当者A氏、B氏双方へ

AIリモート保守サービス「M-3(エム・トリプル)」詳細資料ダウンロード

M-3 保守サービス詳細資料ダウンロード

AIリモート保守サービス「M-3(エム・トリプル)」の詳細については、以下のリンクより資料をダウンロードいただけます。
サービスの特長や導入メリット、具体的な機能について詳しくご紹介していますので、ぜひご活用ください。

  • AIリモート保守サービス「M-3」について
  • 復旧支援サービス対応例
  • サービスメニュー(基本サービス/オプションサービス)
  • 監視メールの課題
  • メールフィルタリングサービス(オプション)について
  • システムの構成
  • サービスの活用
  • 導入事例
  • 降雨減衰予測メールフィルタリングオプション
  • コンテンツ判定AIメールフィルタリングオプション