ミハル通信株式会社は創業70周年を迎えます
70年の感謝を胸に
技術で可能性を拓き
あなたと未来をつなぐ
1955年8月4日、3人の創業者が『全国民があまねくテレビを見られる世界を創る』という思いで立ち上げたミハル通信は、今年で70 年を迎えます。創業当初のアンテナマストから始まり、共聴機器、ケーブルテレビ・放送局関連機器、さらには4K・8K映像伝送機器まで、常に映像伝送技術のトップランナーとして走り続けてきました。これもひとえに、支えてくださったすべての皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
70年の感謝を胸に、技術で可能性を拓き、あなたと未来をつなぐ。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ミハル通信株式会社

創立70周年記念ロゴマークについて
創立70周年記念プロジェクトの一環として、社員から広くデザイン案を公募し、「創立70周年記念ロゴマーク」を決定しました。
このロゴは、70周年という数字と街並みのグラフィックを組み合わせることで、皆様と共に歩んできた道のりを表現しています。黄色のケーブルは、地域の安全と安心をつなぐ象徴であり、過去から未来へと新たな可能性を広げていくという願いが込められています。
このロゴに込められた社員のアイデアを通じて、皆様にさらなる安心と幸せをお届けできるよう、これからも努めてまいります。
70年の歩み
1955年に三春通信機器(株)として創業
当社はケーブルテレビが誕生した1955年に東京都大田区で創業されました。

三人で創業を決意したのが春先だったことから
「三人の春」=「三春」と命名されました。

当時のロゴ(初期デザイン)

1962年10月発刊 三春通信機器 総合カタログ
1964年 東京オリンピックの21会場のモニターテレビの設備を手掛ける
創業から僅か11年で、東京オリンピックの共聴設備を手掛けるまで三春通信機器(株)は成長しました。

昭和39.10.19電波新聞
1969年 古河電気工業(株)の出資により「ミハル通信株式会社」に改組
古河電気工業(株)の出資を受けて、「ミハル通信(株)」として新たなスタートを切りました。

昭和44.12.6電波新聞
1984年 CATV双方向増幅器450MHzシリーズ開発
双方向伝送システムにおけるケーブルテレビベンダーの中における主導権を確立。

双方向増幅器 450MHzタイプ ADシリーズ
2000年 ケーブルラボ「BS放送トランスモジュレーション運用仕様機器」開発
ミハル通信は研究部を立ち上げ、他社に先駆けてデジタルヘッドエンド機器の開発をスタートした。

1U横型ユニットを実装したヘッドエンド装置

6Uタイプのサブラック
2007年 GE-PON装置開発
FTTH システムの通信伝送(GE-PON)の主力製品を開発した。

2008年 マルチポート型光アンプ開発
FTTH システムの映像伝送(マルチポート型光アンプ)の主力製品を開発した。

2011年 緊急バックアップ装置開発
その年3月11日に奇しくも東日本大震災が発生した。
その数年前より開発していた放送局向けの「緊急バックアップ装置」が2011年に開発、一号機はMBS毎日放送様に導入された。
現在までに民放局127局中、約7割に導入されている。

2020年 極超低遅延8Kエンコーダー「ELL8K」発表
2018年より開発を開始した極超低遅延8K HEVC エンコーダー/ デコーダーを、「ELL8K」として発表した。

2023年4月1日 旧古河C&B(株)の全事業をミハル通信が譲受

2025年 ELL Lite リリース
ELL8Kの遺伝子を引き継いだ、極超低遅延2K/4K 対応HEVC エンコーダー/ デコーダー「ELL Lite」をリリースした。

2025年8月4日 創業70周年

未来を支える取り組み
受け継がれる技術と革新 ― 最新機器で描く次の一歩
ミハルの技術は、人の力によって磨かれ、受け継がれ、進化してきました。
その結晶が、最新の製品であり、次の革新を担う人材です。
私たちが築いてきた技術と、その未来をぜひご覧ください。

2K/4K HEVCリアルタイムコーデック ELL Lite
非圧縮PCMの多チャンネル音声にも対応した2K/4K HEVCリアルタイムコーデックです。高品質な映像と音声を、非圧縮・低コストで遠隔に伝送します。
詳細へ
8K HEVCリアルタイムコーデック ELL8K
8K 極超低遅延映像圧縮伝送システム「ELL8Kシステム」は当社製エンコーダーとデコーダー間のコーデック遅延を30ms以下※に抑えることが実現可能な世界最高水準の超低遅延エンコーダー/デコーダーです。
(※当社計測器にて測定)