超低遅延8K HEVCエンコーダー「ELL8K」を開発 50msの超低遅延に成功

 
ミハル通信株式会社は、超低遅延8K HEVCエンコーダー「ELL8K」を開発、8K映像を同エンコーダーでエンコードした信号を、当社が開発したデコーダー経由で映像配信するシステムで、わずか50msという超低遅延の映像配信に成功しました。
                  

この度、ミハル通信株式会社(本社 神奈川県鎌倉市/代表取締役社長 中村俊一※古河電工グループ)は、超低遅延8K HEVCエンコーダー「ELL8K」を開発、8K映像を同エンコーダーでエンコードした信号を、当社が開発したデコーダー経由で映像配信するシステムで、わずか50ms※という超低遅延の映像配信に成功しました。(※当社計測器にて測定:コーデック遅延30ms+伝送遅延20ms)

当社では2年前より同エンコーダーの開発に着手、「8K内視鏡手術映像の映像配信システム」を2018年の第1回4K・8K映像技術展で発表、また2019年には情報通信研究機構NICTが主催した「さっぽろ雪まつり8K映像伝送実験」でも同エンコーダーが採用され、その性能が高く評価されました。一方で「8K画質はよいのだが、導入するには数秒の遅延時間が長い」という問題にも直面、この問題を解決するのが、当社が開発した「ELL8K」です。
ELL8Kは8K映像信号を約150分の1まで圧縮、圧縮した信号をIP網経由でデコーダーに伝送して、8Kテレビに表示する際に50msの超低遅延で表示できます。10月に開催された「第3回4K・8K映像技術展(10/28~30幕張メッセ)」にてこのデモ展示を行い、同エンコーダーの伝送前と、伝送後の映像を2台の8Kテレビで比較展示しました。多くの来場者が「肉眼ではほとんど遅延を感じない」と50msの超低遅延に驚かれていました。50msの遅延時間は、今後さらに改良をすすめ短縮を目指し、2021年度に製品化を予定しています。
ELL8Kは11月18日から始まった「Inter BEE 2020 ONLINE(2021年2月28日迄)」の当社特設サイトにて展示、デモの様子を収めた動画も公開されています。

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